かれこれ20年来のお付き合いとなる、東京都大田区のクライアントさま。
先代社長(現会長)の「高校生を卒業した子を雇うことはできないのか」という一言から、新卒採用をスタートすることになったのが約10年前。
初年度は結果が伴わなかったものの、2年目に初めての新卒採用。
そこからは、毎年のように、新卒採用ができるようになりました。
記念すべき新卒第一号の社員さんは、今でも活躍していて、毎年この時期になると彼の採用時のドタバタぶりが、昨日のことのように思い出されます。
スタート当初は、現場スタッフ(鋼管の切断や入荷・出荷作業等々と、鋼管の加工(いわゆる「ものづくり」部門)と、男子生徒の募集だけ。
数年後から、営業アシスタントとして、女子の採用もスタートしました。
女子の採用第一号の社員さん。この子もまたとても素晴らしい人材で、その翌年も同じ高校へ求人票を提出したのですが、なんと彼女が文化祭の時に援護射撃。
卒業した学校へ遊びに行った際に、「とっても働きやすい会社だから、安心して後輩を紹介してください。私が面倒見ます!」と、進路指導の先生に進言したくれたそうです。
その子の採用以来、毎年のように同じ学校から新入社員が入社してくれています。今ではその採用第一号となった女子社員さんは、産休と育休を取得して一児の母に。
産休取得も育休取得も社内第一号となって、良くも悪くも古き良き昭和の中小企業であるクライアントさんに、今風の風穴を開けてくれました。
明日はいよいよ新卒採用のスタート日。
今年はどんな出会いがあるのか。また毎年のようにお会いしている、各校の先生方はお元気なのか。
新たな出会いと再会の1日となります。